イギリス気象庁、インフラを増設することなく 500% のトラフィック増を処理し、グローバルなパフォーマンスを向上

1854年の創立以来、イギリスを拠点とする気象庁(Met Office)は、イギリスをはじめ全世界の一般公衆、政府、軍隊、企業に向けて気象サービスを配信しています。同庁は世界 60 か所に 1,800 人以上の社員を抱え、世界で最も的確な気象予報を提供する機関の 1 つとして知られています。ここでは 1 日 1000 万以上の気象観測、最先端の大気モデル、高性能スーパーコンピューターを駆使し、毎日状況に応じた 3,000 件の予報と解説が作成されます。同サービスの主要な配信チャネルでもあるイギリス気象庁ウェブサイトには、平均 4500 万のページビューアクセスを行なうユニークビジター 430 万人から、毎月平均 5000 万件を超えるアクセスがあります。10 年以上にわたり、同庁は異常気象警告などのサービス配信にウェブを活用してきました。しかし、高度なインタラクティブコンテンツを提供する同庁のサイト(イギリスにて運営)は、より高いレベルのピーク時トラフィックへの対応に次第に課題を抱えるようになっていました。

同庁は要件に見合うソリューションを見つけるため、市場を慎重に分析しました。中でも特に重要であったのは、ピーク負荷時に対応できるよう処理能力をオンデマンドで拡張することにより、機関のインフラにかかる負荷を軽減できるソリューションを特定することでした。同庁はそのインフラの限界を把握していましたが、どのような事態にどのくらいのトラフィックに達するかはまったく予測不可能でした。「悪天候時に、トラフィックの急増が原因でサイトのパフォーマンスと可用性に損害が生じることは知っていましたが、問題領域を予想することはできませんでした。」とイギリス気象庁 IT チャネル担当マネージャーの Pam Dickinson 氏は語っています。重大な事態において、一般大衆が重要気象情報にアクセスできることは非常に大切です。イギリス気象庁は、ミッションクリティカルな他のサイトを配信するアカマイの実績ある経験に感銘を受けました。アカマイの Dynamic Site Accelerator ソリューションを導入して以来、同庁は何百万というサイト訪問者に対し、スムーズな配信を確実に提供できるようになっています。実に、同ソリューションの採用が決定した2009年2月、Dynamic Site Accelerator はすぐにその真価を問われることになりました。2009年2月にトラフィックが急増してピークに達した時、アカマイのプラットフォームはイギリス気象庁の毎秒 6,500 件を超えるリクエストを配信し、全帯域幅の 95% の負荷を低減し続けたのです。それからというもの、同庁のウェブサイトは他のトラフィックの波も容易に管理しています。サイトは2010年1月、異常豪雪によりアクセスが急増し、2009年2月のピーク時よりも 30% 多いトラフィック量を処理しました。加えて、イギリス国外からのさらに多くの訪問もサポートできるようになっています。

「アカマイと、オンデマンドの拡張機能を提供できるアカマイの能力がなかったら、訪問者の 80% は当サイトにアクセスできなかったでしょう。」
- イギリス気象庁 IT チャネル担当マネージャー、Pam Dickinson 氏